先日、おばあちゃん、お父さんお母さん、こどもさんの5人家族の皆さんがご来店されました。
みんなカレーやパスタ、ドリンクなどを注文され、のんびり楽しそう♪
「おいしかったです~」
と言っていただき、皆さんがお店を出られてから20分くらいたった時、お店の電話が鳴りました。
「先ほど食事をした者ですが、実は忘れ物をしてしまって・・・」
あれ?さっきテーブルを片付けた時には何もなかったような???と、ちょっと不安になりつつ話しの続きを伺うと
「こどもが、海辺でひろったサザエの貝殻を忘れちゃって」
確かに!
てっきり他のマイカフェのスタッフさんがテーブルの飾りに置いたものだとばかり思っていたら、そうじゃなかったんだなぁと思いつつ
「今から取りに行きます~」
「お待ちしてます♪」
と、無事忘れ物は御本人の下に戻っていきました。
このやりとりを通して、ふと、自分(つまり、大人)だったら、もしサザエの貝をお店に忘れてきたら
「まぁいいか~、わざわざ引き返すのも面倒だし、なくて現実的に困るものでもないし・・・」
と、そのままにしておいたかもしれないけれど、
こどもにしてみると、家族みんなで海に行って拾ったサザエは、この夏一番の思い出の品で、決して高価なものではないけれど、絶対になくしたくなかったんだなぁ・・・と思うと、なんだか懐かしい気持ちになりました。
どこかのCMではないけれど
思い出はプライスレス。お金では買えない心の宝物なのかもしれません。
また海に行きたくなってきた、今日この頃です。